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【ケンパ西馬込】みどりのやさい

世の中にはいろんな食べ物であふれています。

そのなかでも子どもたちに嫌われがちなのが、野菜。とりわけ緑色の野菜ではないでしょうか。

人参やカボチャ、玉ねぎは喜んで食べるのに。

 

小さく刻んでみたり、ハンバーグに混ぜ込んでみたり、それでも敏感にそして器用にお皿の外へ弾き飛ばされる彼ら。

野菜を嫌がる原因として、子どもたちの口腔内の発達過程で敬遠されやすいということもあります。(苦みに敏感な味覚、奥歯が生えそろっていないので葉物や生野菜は食べにくいなど)

「もういいや…保育園では食べてるみたいだし。野菜ジュースでも飲ませてれば摂取したことになるよね…うん!」と半ば諦めている保護者の方も多いのでは。(私だけ?)

食べなさいと言われるから食べるのは意味がない(栄養は摂取できますが)と思っていて、できれば子ども自身で「食べられないもの」ではなく「ちょっと食べてみたいかも」になってほしい、と3歳児さんで食育を行いました。

 

さ・し・す・せ・そ

 

ほうれん草、小松菜、チンゲン菜のグリーン3兄弟を並べ、触ったり、においを嗅いだり。

それらを茹でたものに、好きな調味料で味付けをしてもらいました。

すると何ということでしょう!みんなペロリと平らげて「おかわり!」の声も。

きっと、全緑色の野菜が涙している。

 

自分の好きな味付けを見つけ、チンゲン菜は太いね!と名前や特徴を知ることもできました。

もちろん、食べない子もいましたよ。「別の野菜がいい…」と。

でも、こういったきっかけを少しずつ重ねていくことで苦手ハードルを下げていくことにつながればいいなぁと思います。