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たけのこのお話

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こんにちは!

井の頭園のりょうTです。

この時期の旬の食べ物といえば!

「たけのこ」です。

漢字で「筍」と書きます。これは「竹」と「旬」が組み合わさってできています。たけのこの芽が出てから10日(一旬)ほどで竹に成長することからこの漢字ができたとか。。

なかなかスーパーではそのままの筍を見ることができないので、子どもたちに見て、触って、匂いを嗅いでもらいました。

ただ、この筍は皮を剥いてもそのまま食べても美味しくありません。アク抜きをしないとエグ味が凄いのです,,,

筍をアク抜きするには米のぬか、とぎ汁を使ってアク抜きをします。筍の下処理は米ぬかと一緒に一時間ほど茹でたあと、一晩冷やすという大変な作業です。

↓これは調理師さんがやってくれました。

米ぬかに含まれるカルシウムが筍のエグ味であるシュウ酸と結合してえぐみを抑えられる訳です。また、赤唐辛子や鷹の爪も入れることで、辛味成分であるカプサイシンが殺菌と抗菌作用をして傷みにくくしてくれます。米ぬか特有の臭みも軽減する役割もあります。

そんな筍は炊き込みご飯に変身しました!(写真を撮り忘れました、、、)旬の食べ物が美味しく食べられることに感謝です。

ケンパ井の頭りょうT